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真鍮アイの魅力

オールドバグリーなんかで取り沙汰される「真鍮(ブラス)アイ」の魅力。

真鍮の貫通ワイヤーで成形されているオールド(1980年代)バルサBなんかは、高速リトリーブ時に水圧の影響でブラスアイが歪み、バイトトリガーとなる最近話題の「千鳥アクション」を生み出す・・・・と言われていますが、以耳代目であり生まれてこの方そんな魔法のクランクを使った事がないので良く分かりません。

私としてはステンレスより、錆び付いて黒くなった真鍮アイの方が「味がある」程度にしか捉えていませんが、ふと実戦での効果が期待できるチューニングを思い出し、家中のリアヒートンのウッド製クランクベイトを取り出してみました。

Fカレ時代、オールドやアメモノ、ハンドメイド等のウッド製クランクベイトの魅力に気付き始めた頃、桑野先生がボソッと呟いていたチューニング方法です。 

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それはリアのヒートンを抜き取り、代わりに自作の真鍮ツイストワイヤーに換えてしまうというもの。

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リーシッソンのプレミアムバルサスタンフォードのスモーキンシャッド等は糸を結ぶラインアイも差し込み型なので真鍮に交換。

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中古屋にて、わずか380円で手に入れることの出来たバグリーの「ダイビングビティーB」

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お腹にネームプリントが無くリップも切り出しの、いわゆる「オールド」です。
これも真鍮アイですが、俗に「真鍮リグ」等と呼称されアメリカのツアープロ達が血眼になって探し求めている、貫通ワイヤーのバルサBやキラーBとは同じ真鍮でもニュアンスが違います。


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従来のヒートンを抜き取り、自作したアイを埋め込みます。
大きさは半分くらいで軽量化が見込めます。

より一層悶えるようなタイトアクションにキレが増し、スポーニングタフに陥ったサスペンドポジのプリメスを激しく欲情させることが出来るでしょう。

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こうやって浮力をアップさせるチューニングは、バルサの質量が少ないタイニークランクほど効果が出やすいのでは??と考えています。

ピンポン球のような浮力を持つ”BALSA B”3等は、問答無用でブリブリ泳ぎそうですもんね。

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仮に動きがダメになっちゃったとしても、もう戻れません。

それにしてもこのビティB(ハニーB)は程度が良く、また使うロケーションも限られていることもあり、手に入れて3年くらい経ちますが、まだ本気で投げ倒したことはありません。
 
今年はタイニークランク用のロッドもグルーバーズベンドにお願いした事ですし、活躍してくれるかな??


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穴拡張にはピンバイスを使用します。

少しゆとりがある方が、エポキシで固定しやすくなります。

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こだわって軽量化を図っているので、このドーム状のパーツも取り外します。

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横アイと縦アイの違いって何だろう??

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接着には2剤に分かれているタイプのエポキシを使います。
オススメは写真のクイック5ですね。

5分経過すると化学反応が起こり硬化が始まります。

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ありとあらゆるリアヒートンのクランクを真鍮に交換しました。
河口湖に移住してからの約4年間に渡ってストックを増やしてきたオールドのクランク達・・・・・このチューニングが施せるモデルが20個程あり、可能なモノはラインアイも換えてみました。

カバークランクとして有名なPOE’S(ポー)のRCー3(RCはリック・クランのイニシャル)。
作りが雑で有名なポーですが、私はオリジナリティーが見て取れるこのメーカーを嫌いではありません。
確かにヒートンの位置がズレていたり、リップの差し込み角度が曲がっていたり、下地のシダーをサンディングしていないのか塗装がボコボコだったり、ペイントが汚かったり・・・・ハッキリ言って「日本的な美しさ」のあるルアーではありませんが、そこがまた「ポーらしさ」だったり・・・・画像のRC-3もなぜだかすごく魅了するものがあります。


これもまた・・・ある意味「美しい」という表現に間違いはないと思います。 ・・・・こういうのを大人は芸術っていうのかなぁ~?


ポー特有のカラーリングは素晴らしいですね。なんだかこのルアーでバスを釣りたいってなりますもん。
中には絶句モノもありますが・・・・・。


写真のモノはサイプレスツリーのカバークランキングでクラシックのウイニングルアーとなり、一斉を風靡した初代のRC-3「カリフォルニア産」です。だと信じています・・・。
マイナーチェンジ後のモデルもいくつか所有していますが、メキシコ産はシェイプやクオリティーが初期生産モデルに比べると評判通り劣っているため、なかなか使う気にはなりません。
気持ちの問題もあり、デブやラメ、アイがステン等の比較的新しい後発モデルは、フックも換えず未だに部屋のオブジェと化してます。 いくつかは実験に失敗してゴミとなりました・・・・。涙



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もちろんダウンサイジング版のRCー1も今年は遊撃として出番を待ちわびている。

コフィンリップ搭載のシダーウッド製カバークランク!!私の良く行くフィールドでは、使いどころがあまりなさそうな・・・・。笑



アメリカのクランクに良くある「現行品よりオールド」の方が釣れるという話。
その世論を鵜呑みにして、オールドを正当化し、使わずしてオールドが良い、手に取ることもなく現行(RCー3は廃盤)はダメと決めつけてしまう私の悪い癖。
 
バスフィッシングに「絶対は無い」と私は良くこんなセリフを口にするくせに、アメリカンルアーになると途端に「オールド=絶対的」のような変な自信がわき上がる・・・・しかしこういった思い込みが時には大きな盲点を生み出しているのかもしれません。
バンディットやストーム、フラットシャッドやバグリー・・・他にも例を挙げたらキリがないほど昔のモデルの方が釣れると評価され、事実今でもオールド品が高値で取引されたりしているメーカーが多数ある。

しかしながら、結局のところその「違い」の分かるアングラーにならないと、それらの活かしどころも分からず終い・・・・。

それに最初からオールド寄りの偏った見方になっている為、新旧どちらが優れているのか余計に真実が見えにくくなってしまう。
ここまでくると新旧どちらのルアーが優れている??という表現も間違っているような気もする。

だってその時々でバスの嗜好が変わったり、フィールドによって使い勝手も変わってくるし、一概にどちらが優れているとは断定出来ない。

個々で価値観や優劣の差に開きがあるだろうが、それでも私はプロアングラーの感覚的に、一般的な見解でもあるオールドをこれからも支持します。

何年やってもバスフィッシングの世界は本当に奥が深い・・・。







たまに自分でも何が正解なのか分からなくなる。
もしかして正解なんて不確定で存在しないものを皆必死で追い求めているのだろうか・・・・??

だが紆余曲折し、それまでの過程で得た経験を基に創り出される理論や信条。
まさしくこれこそが私たちの追い求めた結果、誕生した偽りのない「正解」となり得るのかもしれない。
もし不変の絶対的な正解なんてものにたどり着いたら・・・・いやそもそもそんなモノがあったとしたら、きっとバスフィッシングがつまらなくなるのだろう・・・。
そんな曖昧で定められた答えがないからこそ、そしていつの日も絶えず自然に変化があるからこそ、夢中になれる懐の深さが釣りにはある。 
 


有為転変な日々の中、四季を追い、二度同じとない、その日のベストパターンをこれからもより高い精度で臨機応変に詰めていきたい。
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